じゃあ『マッサージに行ってくるね!!終わったらTelするから!!』と言ってその子はマッサージ屋に入っていった。・・・昨日『買い物に行ってくるね!!』と言って別れた後、軽快にMPをいつもの通り冷やかしに行ったのだが久しぶりに気になる子がいたので『たまにはね!!』と思い立ち入浴していると携帯に着信アリ。電話をとる訳にもいかず、着信音を切って入浴後かけなおそうとポケットにしまい入浴後携帯を見てみると着信5件。普段なら別れた直後にこれほど着信が入ることはないのになぜかな??と思いながらおり返すと『何で電話に出ないの??買い物でしょ??』とその子。
なんだ単に暇だからのようだが、とっさの言い訳を考えていない。まさか入浴していたからと言うわけにもいかず・・・マッサージをしていた。ある意味嘘ではない言い訳をしてその場をとりつくろうと『マッサージ中でも電話できるでしょう??』、『なんで誘ってくれないの??』と少々ご機嫌斜め。それならと明日マッサージに連れていくよ!!となり今日に至っていた。
ただ私はやっぱり普通の古式は痛いので勘弁とその子一人でマッサージに行ってもらい、その間昨日同様なんて思いはなく帰国も近いことから、タイの日常を一分一秒を惜しむかのように眺めていた。
「美味そうだな・・」と果物に目をやる。帰ってから食べるかと思いバナナ、パイナップルを買う。結構な量だが40バーツ。さらにたらたら歩きながら、タイの普段の昼間の通りを行く。
携帯、服、食べ物屋、と雨が降る中屋台のおばちゃん達は毎日の同じ生活を今日もしている。数日もすれば日本での生活、そして数ヶ月もすればまたこの地に足を踏み入れるだろう自分のことを少々考えながら歩いていた。
ただまだまだ時間はあるだろうとカフール(ショッピングセンター)に行ってみる。
何気ない小さなお店もからもタイと日本の違いにまたまた少々感傷的になる。日本ではドラエモンは子供だけなのになぁ~・・・クレヨンしんちゃんも若いタイの子には人気がある。好きだ!!というなら日本人の若い女の子も好きな子はいるだろうが、何かのグッズや携帯につけたりと身に付けている子は殆どいないだろう。恥かしくてそんなことはできないだろうし、ファッショ的にもありえない話だろうと思う。ただタイでは身に付けている子は結構多い。また逆に日本のようにブランドもので一式を固めている若い子をタイで探す方が難しい・・・どう見ても一目瞭然の偽ブランドを持っている子はすぐ見つかるが。
『美味しい!!』と最近耳慣れていなかった日本語が耳に飛び込んでくる。日本語を聞くのも話すのも極端に少なくなるので敏感だ。振り返ると・・・
何だ・・・お店の名前をタイ人の人が言っただけであった。既に2時を回っていたがお昼はまだであった。お腹も空いてきたが日本食を食べる気にはならない。日本に帰れば毎日が日本食なのだから。
タイのOLさん風の女性が熱心にお寿司を見ていた。お寿司が好きなのかな??日本食は口にあうのかな??そう言えばお寿司を食べているタイ人は見たことがあるが、おにぎりを食べているタイ人は見たことがないなぁ~などとどうでもよいことを考えたりしてみた。
ピロロ~!!と急に変な音!?音楽が聞こえてくる今度は何だ??と振り返ると・・・
制服を着た大学生風の女の子が体重を量っていた。これもタイでは有名だが日本では絶対に見かけない代物だ。実際体重を気にかけた方が良いと思う太めの女性から、何で??と不思議に思うスリムな男性の人も量っていたりするので面白い。
そうこうすると電話がかかってきた。『かなり痛かった・・よ!!』『もうマッサージは行かない!!』とその子。タイ人でも痛いものは痛いようだ。『痛いなら痛いと言って少し弱めにマッサージしてもらえばいいのに??同じタイ人でしょ??』と聞くと、言わない言いたくないようだ。なぜかわよくわからないが別に気にはならないのでカフールにいる云々を告げ落ち合うことにした。
そして数分後その子がやってきた。手にはりんごを持っている。『どうしたの??』と聞くと『りんご好きでしょ??』と、私も手に持っているバナナ、パイナップルを見せ食べきれないねとお互い苦笑い。
タイの夜も勿論大好きだがタイの日常、非日常とも言えるかもしれないこんなことが恋しい気持ちにもなる。これも全てタイの魅力のなせる技だろうか・・・
*今回は趣向を変えて読み物風に更新してみました。中身はあまり面白いものではありませんがこんな日常があるからタイに嵌っているのも間違いありません^^
↑お時間があれば色んなタイを検索してみて下さい!!
- 関連記事
-